トリプル開運日ってどういうこと?一粒万倍日+天赦日+寅の日について。

今日はトリプル開運日!

2021年3月31日は、一粒万倍日+天赦日+寅の日のトリプル開運日。友引も重なって、2021年最高の吉日と言われています。

一昔前の開運法といえば、満月の日にお財布を振っていたけど、イマドキのブームは一粒万倍日のようです。

でもこの一粒万倍日って…ということ?と思いませんか?ということで、一粒万倍日、天赦日、寅の日について、掘り下げてみたいと思います。

一粒万倍日ってどういう日?

「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」とは、一粒の籾が万倍にも増えるという吉日のことで、「暦本」に「選日(せんじつ)」として記載されている日です。
もともとは農家にとって種まきに良い日とされていましたが、それが何事もスタートに良いと拡大解釈されていきました。

一粒万倍日がどう選ばれるかというと、それも暦の流派によって違いがあるのですが、おおむね以下のようです。

・旧暦正月:立春から啓蟄前日まで(2/3-3/4頃)の丑と午の日
・旧暦2月:啓蟄から清明前日まで(3/5-4/3頃)の寅と酉の日
・旧暦3月:清明から立夏前日まで(4/4-5/4頃)の子と卯の日
・旧暦4月:立夏から芒種前日まで(5/5-6/4頃)の卯と辰の日
・旧暦5月:芒種から小暑前日まで(6/5-7/6頃)の巳と午の日
・旧暦6月:小暑から立秋前日まで(7/7-8/6頃)の午と酉の日
・旧暦7月:立秋から白露前日まで(8/7-9/6頃)の子の日
・旧暦8月:白露から寒露前日まで(9/7-10/7頃)の卯と申の日
・旧暦9月:寒露から立冬前日まで(10/8-11/6頃)の午と酉の日
・旧暦10月:立冬から大雪前日まで(11/7-12/6頃)の酉と戌の日
・旧暦11月:大雪から小寒前日まで(12/7-1/4頃)の子と亥の日
・旧暦12月:小寒から立春前日まで(1/5-2/3頃)の子と卯の日

つまり、おおよそ6日に1回、月に約5日、年間で約60日あることになります。
他の日との組み合わせで、さらに良くなったり、悪くなったりも致します。

縁起の良い日と思われているかもしれませんが、この日は借金やトラブルなども大きくなりますので、要注意です。

天赦日

一粒万倍日と並んで吉日として人気なのが「天赦日(てんしゃにち・てんしゃび)」でしょう。

この日は暦の干支のバランスがよい大吉日で、すべての神様が天に昇り万物の罪を許すので、何の障害も起こらない日とされています。特に婚礼、開店、事業の創立、発明・研究の発表に最良の日となります。

どうやって決められているかというと、
春は立春から数えて干支の戊寅が配当される日
夏は立夏から数えて干支の甲午が配当される日
秋は立秋から数えて干支の戊申が配当される日
冬は立冬から数えて干支の甲子が配当される日

2021年にの天赦日は以下の6日です。
・1月16日(土)
・3月31日(水)
・6月15日(火)
・8月28日(土)
・10月27日(水)
・11月12日(金)

さらに天赦日と一粒万倍日が重なる日が最強といわれています。
2021年には以下の3日があります。
・1月16日(土)
・3月31日(水)
・6月15日(火)

寅の日

トラは「黄金色」をしているので、お金の色とされ、寅の日は金運の日とされています。
また、トラは一日で千里を移動して千里戻ってくると言われる故事から、あっという間に出したお金が戻ってくるので、有意義な支払いをするとおいいともいわれています。

寅の日は12日に1回まわってきます。

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