五感を使った目標設定と開運のしくみ

五感を使った目標設定と開運のしくみ

開運とは「欲しい結果を最短で取る方法」だととらえています。結果の出る開運には、目標設定が必要です。いつまでにどうなりたいのか?が、はっきりしていないと、開運したのかどうかわからないので。

よく、目標はビジュアルでありありと描くとよいといわれますが、五感でイメージできるまで明確にするとさらに効果的です。つまり、色、音、味、香り、手触りまで設定します。

今の状態がどうであろうと、それは自分が選んできた結果であり、望んでなっているものです。ということは、そこにいることのなんらかのメリットがあるわけです。病気でさえも、そこには「病気になったら母親が心配してくれる」というメリットがあります。だから、このメリットを損なわないようにすることも重要です。

目標に到達するには、潜在意識の働きが必要不可欠です。

潜在意識とは、「自覚されることなく、行動や考え方に影響を与える意識。心の奥深い層にひそんだ意識」のことです。weblio辞書より

自覚しないのに行動に影響を与えるって、ちょっと怖いです。
しかもこの潜在意識は、私達の思考の95%を占めているといわれています。

この巨大な潜在意識を動かさなければいけないので、もっているもの総動員なわけです。さらには、その目標が周りにいる方に応援してもらえるのかもきちんと考えます。ひとりよがりの目標は、潜在意識は叶えてくれません。言葉だけ唱えるアファメーションがうまくいく人といかない人がいるのは、この潜在意識に届いているかいないかの違いです。

それしかない状態を100%信じ切る。まずはそういう目標設定が必要なのです。なんとなく結婚したいとか、なんとなくお金持ちになりたい、というのは目標としてはありえません。

開運グッズは条件付け

プルーストがマドレーヌの味が幼い頃の記憶を呼び起こすと書いたように、五感のある刺激が、ある心理的な状態や身体的な状態を引き起こすきっかけになることがあります。富士山を見ると懐かしく思うとか、「栄光への架け橋」を聞くとオリンピック体操の場面を思い出すとか、ストッキングをはくと、シゴトモードになるとか。

これを逆手にとって、ある刺激に対して、起こしたい反応を結びつけることもできます(条件付けに近いです)。これは、開運にも使えます!どこどこのパワースポットに行くとパワーがもらえるとか、どこどこの神社に行くと結婚できるとか、なになにすると金運アップするとか。もちろん土地そのものにもパワーがあるところもありますが、そこに個人の思いだけでなく、みんなの思いが重なるわけですからパワーアップします。

宝石やパワーストーンも、思い込みの一種かもしれません(石の場合は、石そのもののパワーもありますけどね)。でも、それでいいのです。そこへ行くと、開運する。そのブレスレットをつけると幸せになる。そういう体験を重ねていけば、その通りになるのですから。

脳はだましたもん勝ち。
運は心理学。

笑って楽しく開運できたらいいと思います。

脳のプログラミングと開運

もうちょっと開運の話をします。例えばマドレーヌを食べるという「体験」は、形、味、香り、食感、などの五感を使って感じて、言語化されてプログラムを作ります。

私達はまっさらな状態で生まれて、さまざまな体験をして、プログラムを積み重ねていきます。そしてこのプログラムの質が、幸・不幸を決めています。プログラムは人間の生存本能に基づいて、安心・安全を守るために「無意識」に作られます。

「意識」があるときは、言語を使って頭で思考しています。一方の「無意識」の状態だと、言語は使っておらず、身体感覚が優位になっています。これが「わかっちゃいるけどやめられない」原因です。つまり、頭と身体が別のことをしたがっているのです。決めるのは「意識」ですが、やるのは「無意識」。そして、「無意識」は「意識」の2万倍の力があるともいわれています!!

プログラムは、強度と繰り返しによって作られます。強烈な体験、もしくは何度も体験したことがプログラムとなります。でもこのプログラムは、よくよくひもといてみると、一度しか起こらないようなレアな体験だったり、親から繰り返し植え付けられた親の価値観だったりと、今の自分には必要のない思い込みだったりします。

プログラムを作ることも書き換えることもできます。なので、不幸になるプログラムは書き換えて、なりたい状態になるプログラムをインストールすれば、あっさり開運してしまうということになります。

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