あなたが知らないあなたを知る方法

心理学ではよく使われているフレームワークに「ジョハリの窓」というものがあります。
「対人関係における気づきのグラフモデル」で、心理学者ジョセフ・ルフ氏とハリ・インガム氏が発表したから「ジョハリ」っていうんだそうです…
ジョハリの窓によると、人間の自己には、
①「開放の窓」自分は知っていて、他人も知っている自分
②「秘密の窓」自分は知っているが、他人は気づいていない自分
③「盲点の窓」自分は気がついていないが、他人は知っている自分
④「未知の窓」自分は気がついていないし、他人も気づいていない自分
の4つに分けられます。

このうち①②は、自分が知っているはずなので、性格診断や強みを発掘するワークをするとわかります。
③は他人(もしくはプロ)と話すことでわかります。
問題は④です。自分も他人も知らない自分をどうするか??
私、この図を見たときに、思わず「おー」と思ってしまいました。私の中で、「占い」の位置づけがはっきりしたのです。
ここに、数秘や西洋占星術を使って、「あなたにはこんな可能性がありますけど」とご提案できるのです!
自分のことは自分が一番知っている。という方と
自分のことは自分ではよくわからない。という方がいらっしゃいます。
どちらも正解だったのです。
生まれた日は選んでいる?
数秘もそうですが多くの占いでは、私達は生まれた日を自分の意思で選んでいるという想定で、生まれた日からのメッセージを読み解いています。
なので、生まれた日には、その方の「意思」が込められている。つまり強みがそこにあると考えられます。
ところが月日となると、自分ではコントロールしがたいものがある。そこにはご両親の「意思」があると考える。なので、生まれた月日には、親からの期待、つまりはちょっと苦手なことがあると読みます。
そして、生年月日。そこには親や子供だけでなく、時代のニーズというか、もうちょっと大いなるものの意図のようなものを感じます。なのでそこから使命や本質を読み取ります。
そんな風に数秘では生年月日を読んでいます。順番としてはまず、自分本来の力である、生まれた日のパワーが使えるようになるのがいいかと思います。