人生で無駄な努力をしないために、知っておいた方がよいこと

自分を客観的にみるというのは、案外難しかったりするものです。
背の高さや目の大きさなど、目に見えるものは他人との比較が容易ですが、思考や感情などのように、目に見えないものは、他人と比べることが難しいです。
若い頃、「自分探し」というのが流行っていて、習い事をしてみたり、旅に出てみたり、それそれがそれなりに努力していました。
答えは自分の中にあるから、といわれても、「どこよ!見せてよ!」なんて抵抗して、見つけられずにいたものです。
果たして私達は使命を持って生まれてくるのか?という話はまた別のときにしたいのですが、少なくともこの世になんらかの学びを得るためにやってきて、それをやりきるための環境やら肉体、そして資質というものは、持って生まれたように思います。
なので、生年月日を手掛かりに、自分の持ち物を点検するのが、数秘とか占星術なのだと思います。
自分が得意なことが
物事を始めることなのか
加工・修正させることなのか
クロージングすることなのか
自分は考えてから動くタイプなのか
動きながら考えるタイプなのか
自分に軸があった方がいいのか
他人に軸があった方がいいのか
そんなことがわかったりします。
どこまでわかるかというのは、術によって違っていて
数秘はレントゲン
占星術はMRC
のようなかんじで、診断することができます。
たとえば数秘では、プロジェクトや仕事を進めるために必要な資質を1から9までの数字に当てはめています。
1はまずアイデアを出して始める人
2はそれをサポートする人
3は自由な発想で広げる人
4はそれをきちんと形にしようとする人
5は最新情報を得て知恵を出す人
6は全体のバランスをとる人
7は独自の観点を出す人
8はエネルギッシュに営業する人
9はとりまとめをする人
というように。
自分がどのタイプなのか。どれが得意で、どれは頑張ればできて、どれができないのか。
まずそれを知って、できることをやると決める。でもこれだけでは十分ではなくて、できないことを軽々とやってくれる人が現れると、とたんに物事がうまく回りはじめたりするのです。