サビアンシンボルで毎日の運勢を読む

サビアンシンボル

西洋占星術で使っている星座(正確にはサインと呼びます)は12あるのですが、1つの星座を30度に分け、全体で360度の意味づけをしたのがサビアンシンボルです。つまり1つの星座も、どの角度にあるかによって読み分けているのです。1920年代に占星術研究家マーク・エドモンド・ジョーンズが主催する研究会で提唱された手法なのですが、当初はチャネリングのような形で意味を探っていたようです。その後軌道修正されて、今の形になっています。

そもそも西洋占星術は、太陽系の惑星の動きを見て、人間の人生についえ考える”占い”のひとつです。「上なるものは下なるものと似ている」という言葉があるように、太陽系の動きは、我々人間牡動きとどこか共通点があるという考えからきています。

生まれた日の太陽のサビアンシンボルで、その方のキャラクターを読むこともできれば、今日はどんな日かを読みこともできます。太陽だけでなく、アセンダントや惑星(天体)にもサビアンシンボルは使えます。

サビアンシンボルは、12の星座(サイン)をそれぞれ30度に分けていますが、5度ずつのグループに分類することもできます。

  • 第1グループ:始まりの力
  • 第2グループ:感受性を育成する
  • 第3グループ:行動実験をする
  • 第4グループ:力強さを手に入れるため、対抗性質を導入する
  • 第5グループ:サインの力を最大限に開花させる
  • 第6グループ:次のサインを意識して、サインをまとめる

ですから、チャートを読むときは、10天体のそれぞれがどのサインにあるか、そしてそのサインの中のどのグループに入っていて、どういう意味があるのかを細かく読んでいくことができるのです。

サインのテーマ

星座(サイン)は、人間の魂の成長の物語のように読むこともができます。それぞれのサインのテーマは以下のようになっています。

牡羊座♈
1番目のサイン。自己の目的を探す旅で、人生の模索をしています。

牡牛座♉
2番目のサイン。五感を使って肉体的な生の可能性を開こうとしています。

双子座♊
3番目のサイン。自己の個体性を意識し、個人の能力を拡大していく。

蟹座♋
4番目のサイン。個人の発達を終わらせて、他者との共感・共存していく。

獅子座♌
5番目のサイン。個人の創造的な力を育成し、表現していく。

乙女座♍
6番目のサイン。集団の中で、実用的・合理的なセンスを強化していく。

天秤座♎
7番目のサイン。他者とのかかわりの中で、対人的に広がっていく。

蠍座♏
8番目のサイン。個人として欠けているものを認識し、外部から吸収していく。

射手座♐
9番目のサイン。精神の可能性を拡大し、雄大な視野を手に入れていく。

山羊座♑
10番目のサイン。現実の枠の中で、大人としての自己完結をしていく。

水瓶座♒
11番目のサイン。空間的な制約から自由になって、改革していく。

魚座♓
12番目のサイン。自己の魂の資質を完成させようとする。

今日の星よみ

今日は牡羊座の16度。サビアンシンボルは、「日の入りに踊っている妖精ブラウニー」

牡羊座は12の星座の1番目。生まれたての赤ん坊にたとえることができます。牡羊座の方は「自分の本当の生き方を確立することを求めて旅をする」のが本来の目的です。

牡羊座の16度ということなので、牡羊座のちょうど真ん中。ここからしばらくは牡羊座らしい積極性を失います。春分を過ぎてからずっと頑張っていた方は、無理に頑張らなくてもいいかもと考えるようになるかもしれません。こういうときこそ、これまでの自分では見えてこなかったことに気づくことも多いでしょう。ちょっとペースダウンして、ご自分のことを考えてみるのもいいでしょう。

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